発毛・育毛の豆知識

●春は抜け毛が増えるって本当?
「春は抜け毛が多い」という声をよく耳にするが、実際に本当なのか。
そう疑問に思う人も多いのではないだろうか。
本当ならば、なぜ、抜け毛が春になると多くなるのか。
一般的な考えで言うと、春と秋に抜け毛が多くなることは確かである。
抜け毛には、自然脱毛と異常脱毛があり、一日約100本程度は自然に抜けている。
さて、ここで本題に入る前に知っておいてもらいたいことがある。それは、「髪の一生」についてだ。
髪の一生は、成長期⇒退行期⇒休止期がある、生えては抜けて、生えては抜けてを繰り返すへアサイクル(毛周期)で成り立っている。このヘアサイクルの一環に組み込まれている抜け毛が「自然脱毛」である。
その自然脱毛の時期が春と秋で、この時期は約200~300本前後は抜けるのである。取りあえず、上記本数程度であれば、抜け毛の異常脱毛を心配する必要はない。
次に『なぜ、自然脱毛の時期が春と秋なのか?』という疑問のついては今から話そう。
私たちの体は、寝ている間も起きている間も自分自身の意識に関係なく、生命維持のために様々な機能が働いている。この自動的な機能をコントロールしているのが自律神経と呼ばれるものである。
自律神経は、外的刺激(気温の変化などさまざま)を受け、冬は冬の寒さに耐えられるように、夏は夏の暑さに対応できるように、体の様々な細胞に働きかける。
そうしないと生命を維持できないからだ。
そのため、春は夏に向けて全ての機能(細胞)を夏用に代えるための準備期間ということになる。
だから、春の抜け毛が多いのは自然現象なのである。
つまり、冬の間は寒さに対応するため、自律神経は活発に活動し、頭皮細胞に向けて、「髪の毛が抜けると寒いから抜けないで~」と働きかけ、抜け毛を抑制させる。
そして春になり、外の気温が上昇してくると、自律神経は頭皮細胞に「暑くなってくるから髪の毛を少なくして、暑さに耐えられるようにして~」と働きかける。その結果、『抜け毛が多くなる』というワケだ。
秋は、春とは逆の作用が働いている。また、 夏のダメージを受けた細胞を、冬の寒さに耐えるための強く元気な細胞に新しく代えるために要らないもの排除で、『抜け毛が多くなる』というワケだ。
また、この季節的自然脱毛は、元々人間が動物(猿)だったなごりだろうと説もある。
●実は、春と秋の抜け毛対策は結構重要!?
春と秋は抜け毛が増える時期ということは、頭皮が生まれ変わる新陳代謝(ターンオーバー)が活発な周期でもあるということだ。その周期に頭皮に悪い生活をしていれば、あたりまえのことだが、正常な新陳代謝は行われない。
その結果、周期が乱れ、不必要なものが排出できず、頭皮環境が悪くなり、異常脱毛へと繋がる。
そうを考えると、抜け毛対策は毎日取り組むことが大切なのだが、 春と秋の抜け毛対策は特に重要になってくるのではないかと考える。
春は春で、夏の外的刺激に負けない頭皮と髪をつくるために大切な時期で、秋は秋で、冬に向けて頭皮環境を整え、丈夫な髪を生やすために重要な時期なのだ。
だから、まず、春と秋の抜け毛が急に増えて気になる人は、育毛・発毛剤が「効かない・効かなくなった」というのでなく、季節的な自然脱毛ではないのか?頭皮や髪に悪い生活をしていないか?ということもチェックすべきだろう。
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